当社施工例
駐車場緑化が注目を集めています
近年、都市環境の改善が重要課題となるなか、都市空間でも多彩な効果をもつ”みどり”をつくりだそうと、屋上緑化や壁面緑化などの取り組みが積極的に行われています。
そして都市における新たな緑化スペースとして、これまで技術的な課題が多かった駐車場の緑化が注目を浴びるようになってきました。
そして都市における新たな緑化スペースとして、これまで技術的な課題が多かった駐車場の緑化が注目を浴びるようになってきました。
駐車場緑化の効果
緑被率の向上
工場立地法や都市緑地法上の緑地面積として算入可能で、駐車場スペースを減らさずに緑被率を向上できます。
(自治体により算入されない場合もあります)
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都市景観の改善
都市空間で広大な面積を占める駐車場を、豊かなみどりで演出することで、
都市の景観が向上します。
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ヒートアイランド現象
の緩和 舗装された駐車場に比べ、植物の蒸散作用などにより駐車場表面の温度上場を抑制し、
ヒートアイランド現状の緩和に貢献します。
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下水施設の負担を軽減
降水を駐車場表面から地中に浸透・保水させます。
集中豪雨による河川や下水施設への急激な雨水流入を抑えることで災害の防止にもつながります。 |
グリーンテクノパーキングとは
グリーンテクノパーキングは、駐車場で植物を永続的に生育させることを可能にした駐車場緑化用システムです。
植物を苛酷な生育環境から守る工夫を随所に凝らした「GTPパネル」を使用し、緑あふれる駐車場をつくります。
(製造:ダイドウテクノグリーン株式会社/施工:加藤建設株式会社)
植物を苛酷な生育環境から守る工夫を随所に凝らした「GTPパネル」を使用し、緑あふれる駐車場をつくります。
(製造:ダイドウテクノグリーン株式会社/施工:加藤建設株式会社)
駐車場緑化 工法比較表
グリーン テクノ パーキング |
インター ロッキング型 植生ブロック (※1) |
従来型樹脂 保護材 (※2) |
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---|---|---|---|
植物の 永続性 |
★★★★★ | ★ | ★ |
樹種の 多様性 |
★★★★ | ★★ | ★ |
緑被率 | ★★ | ★ | ★★★ |
耐荷重 | ★★ | ★★★ | ★★ |
歩行性 | ★★ | ★★★ | ★★★ |
※1 ブロックを敷き詰め、空洞部分や目地部分に芝生を植栽する工法
※2 網目状の樹脂製マットを敷き、その上に芝生を張る工法
施行手順
多彩な植物による緑化が可能
設置条件(日照などの生育環境、美観、駐車場の利用頻度、予算など)にあわせた樹種の選択ができます。タマリュウ等背丈の低い地被類など多彩な植栽が可能です。
エバーグリーン
常緑で日陰に強いタマリュウを使用できます。芝では衰退してしまうような、日照量の乏しい条件(利用頻度の高い駐車場や建物の北側に位置する駐車場など)でもみどりを維持できます。
ローメンテナンス
剪定頻度の低いタマリュウを使用することで、管理にかかる負担を軽減できます。
植物と土壌を分離させない構造
柱の側面に障害物がないので、将来的に土壌が沈下しても、植物が土壌に追随します。
一般的な植え付け方法が可能です。
一般的な植え付け方法が可能です。
土壌の連続性
水平方向への土壌の連続性を確保するため、遮断的な構造を極力排除し、植物の根づまりや土壌の乾燥を防止します。
土壌量を確保
柱の高さを10cmと高くすることで従来工法にはない土壌量を確保。保水性や保肥性に優れた植栽基盤で植物の生育をサポートします。
踏圧から植物を保護
柱部でタイヤの荷重を受けることにより、タイヤの踏圧から植物を保護します。
植物の茎にタイヤの踏圧がかからない構造